チャットボットは、社内や社外からの問い合わせに対して、チャット形式で自動回答を行ってくれるツールです。Webサイト・Webサービス・FAQ・社内システムなどさまざまなプラットフォームに設置して、業務効率化や利便性向上を図ることができます。
一方、ビジネスコミュニケーションツールであるSlackでは、デフォルトで搭載されているSlackボットで多彩な機能を追加することが可能ですが、外部より問い合わせ用チャットボットを連携させて対応を行わせることもできます。
今回は、Slack・チャットボットそれぞれの概要・特徴・メリットから、両者を連携させる方法・メリット、おすすめ製品とその選び方までを解説していきます。
Slackとは
Slackは、全世界でのDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)が1,000万人を超えるビジネスチャットツールです。日本においてもIT系はもちろん、非IT系の企業でも多く利用されています。
さまざまな外部ツールとAPI連携できる拡張性の高さもSlackの特徴です。チャットボットと連携すれば、さらに便利に使うことが可能です。
Slackで使えるチャットボット「Slackボット」とは?
Slackボットとは、ビジネスチャットツールであるSlack上で動作するチャットボットのことです。
Slackにはデフォルトで使える機能のひとつとして、メッセージの自動投稿や案内を行うSlackボットがあらかじめ備わっています。
デフォルト機能とは別にSlackボットを導入することも可能となっており、無料で公開されているツールを利用したり自社開発を行ったりすることで、自社の目的・用途に合ったSlackボットを導入することができます。
Slackボットのメリット
Slackボットが注目されているのは、導入するだけでSlack単体で利用するよりも遥かに利便性や効率性が高まるというメリットがあるためです。
導入にはSlackボットを作成する必要があるため、専門的な知識・スキルと時間・労力は必要となりますが、それ以上の大きなリターンを期待することができます。
Slackボットにデメリットはある?
Slackボットは業務の効率化・社内コミュニケーションの活発化など、使い方次第でさまざまなメリットを得ることができます。しかしその反面、自社のニーズ・要件に合致したボットを開発するには、専門的な知識・スキルが必要となります。また、開発・導入時に発生した課題や問題についても、自身で解決することが求められます。
社内に対応できるエンジニアが在籍していない場合においては、ボットの開発・導入を外注しなければならない可能性がある点がデメリットと言えるでしょう。
おもなSlackボットの用途
Slackボットの導入には、主に以下3種類の目的・用途があります。
業務効率化
Slack上でSlackボットにメッセージの自動送信を行わせることで、必要なタスクの通知・受発注の確認・定期業務の通知などをサポートできるため、これらの業務の効率化を実現することができます。
コミュニケーションの活性化
Slackボット経由でイベント・ミーティング等の告知を行うことで、社員同士のリアルなコミュニケーションへと発展させることも可能です。
情報収集・情報発信の効率化
Slackボットからメッセージを発することで情報収集を呼び掛けたり、全社的な情報発信を行わせたりできるため、社内の情報収集・情報発信を効率化することができます。
このようにさまざまなSlackボットが存在していますが、チャットボットの機能を備えたSlackボットを使いすることもできます。
続けて以下にチャットボットの概要や特徴についてもご紹介していきます。
社内問い合わせに使える「チャットボット」とは?
チャットボットとは、チャットとロボットを組み合わせたワードで、チャットを活用して自動で会話を行うことができるプログラムのことです。現在はAIが組み込まれたチャットボットが登場するなど著しい進化を見せており、顧客対応や社内問い合わせ対応などの高度な対応ができる製品も数多くリリースされています。
チャットボットでできることには、主に以下のようなものがあります。
- 問い合わせへの自動対応
- 会話を通じた問題解決のサポート
- 簡単な業務タスクの実行
- 学習による回答精度・回答品質の向上
- FAQとの連携
- 有人対応との連携・切替
- 外部システム連携(グループウェア・ビジネスプラットフォーム等)
24時間休まずに常に一定のパフォーマンスを発揮できることから、社内外の問い合わせ対応の負担軽減・業務効率化や利用者の利便性向上を目的に、数多くの企業がチャットボットの導入・活用を進めています。
Slackに社内問い合わせ用チャットボットを連携させるメリット
チャットボットとSlackを連携させるメリットには、以下のようなものがあります。
- Slack上でチャットボットに質問ができる
- 対応漏れを防げる
- 業務の効率化を図れる
各メリットの詳細についてそれぞれご紹介していきます。
Slack上でチャットボットに質問ができる
Slackとチャットボットを連携させる最大のメリットは、Slack上でチャットボットに質問ができることです。
日頃活用しているメインのコミュニケーションツール上でチャットボットを利用できるため、わざわざ別のプラットフォームにアクセスする必要が無く、気になることがあればすぐに質問を行うことができます。Slackの各種機能とも連携されているため、情報を集約して一元管理・利用することも可能です。
また、Slackボットにメッセージの自動送信機能を設定しておくことで、情報収集や情報発信の自動化や業務上のタスク・確認事項の通知を行うことも可能となります。
このようにSlackとチャットボットを連携させると、利便性や効率性が飛躍的に向上するため、両者の利用率向上・利用促進といった効果も期待できます。
対応漏れを防げる
チャットボットとSlackを連携すると、チャットボットの問い合わせ対応で有人対応に切り替わる際に、対応漏れを防げるのもメリットの1つです。
チャットボットは基本的には質問に対して自動的に返答を行えます。しかし、質問内容によっては自動対応ではなく有人対応が適している場合もあります。
急な有人対応への切り替えにも対応できるよう、通常はチャットボットにログインしておき常に待機しておかなければなりません。もし有人対応の切り替えの際に、チャットボットにログインし忘れており対応漏れが発生すると、従業員満足度が下がってしまうことになります。
一方、チャットボットをSlackと連携されていれば、有人対応が必要な場合の通知がSlackに流れてくるように設定できます。日頃からSlackをコミュニケーションに使っていれば、通知に気づくことができ、チャットの対応漏れの心配がなくなります。
業務の効率化を図れる
Slack上にチャットボットを連携させておけば、情報発信・情報収集・メッセージの送受信などをチャット上で自動化することができるため、業務効率化を図ることができます。
従来であればSlack上で人の手により行われていたこれらの作業を自動化することができるため、定期的に行う業務・雑務に割く時間や労力を大幅に削減することが可能です。失念によるミスや抜け漏れも低減することができます。
Slack上で実施するタスクが多い場合においては、大きなメリットとなるでしょう。
Slack上でチャットボットを使う方法
Slack上でチャットボットを使う方法には、主に以下3つの方法があります。
- Slackボットの導入
- SlackAPIの導入
- 外部ベンダー提供ツールと連携
どの方法を採用するかによって、使える機能や活用方法が異なるため、以下にそれぞれの概要・特徴・仕組みについて解説します。
Slackボットの導入
Slackには、Slackボットと呼ばれるチャットボット機能がデフォルトで搭載されており、この機能を活用することで簡単にSlack上にチャットボットを導入することができます。
使い方も簡単で、Slackのワークスペースからボットに対応させるテキストの設定を行うのみ。シンプルなチャットボット機能となりますが、簡単な受け答えを実現したい場合や手軽に導入を行いたい場合にはおすすめの方法です。
SlackAPIの導入
Slackには、SlackAPIと呼ばれるさまざまな機能を持つアプリを作成する機能が搭載されています。SlackAPIを活用することで、外部ツールと連携したチャットボットを導入することが可能です。
SlackAPIを導入するには、まずはSlackAPIの管理画面からAppの作成を行った後、外部ツールとの連携を行います。
SlackAPIでは、主に定期的な情報の投稿・メッセージの送受信を行うボットを作成している事例が多く見られます。
外部のチャットボットベンダーが提供するツールの連携
Slackが提供するボットやAPIでは不十分な場合は、外部のチャットボットベンダーが提供しているチャットボットをSlackに連携させるのがおすすめです。
Slack上に設置・連携が可能なチャットボット製品は数多くリリースされているため、目的や用途に合った製品を導入することで、より便利で自由度の高い運用が可能となります。
Slackボット・SlackAPI・外部ツール連携 どれがお手軽?
Slackにチャットボットを設置するには、上述の通り3つの方法があります。実際に導入するにあたって、どの方法を選べばよいか分からない方もいるのではないでしょうか。
以下に、Slackボットを開発する場合・SlackAPIを活用する場合・外部チャットボットを連携させる場合のメリット・デメリットを比較しました。
メリット | デメリット | |
Slackボットの開発 | ・無料で利用できる ・標準で搭載されている | ・専門的なスキルと工数が必要 ・英語のみの案内が多い |
SlackAPIを活用 | ・さまざまな機能を持つアプリを簡単に作成可能 ・スコープ設定によりセキュリティを高めることが可能 | ・スコープの設定や設計がやや複雑 |
外部チャットボットを連携 | ・設定が簡単 ・困ったらサポート対応してもらえる | ・利用に費用がかかる |
知識・スキルがある人材が社内に在籍しており、急いで導入する必要が無いのであれば、自社開発を行うという選択肢も悪くはありません。しかし、スピードが求められる現代のビジネスシーンにおいて、このような余力を持つ企業は多くは無いでしょう。
できるだけ短期間でチャットボットを実用化したいのであれば、自社に合った外部のチャットボットを連携させた方が良いでしょう。
チャットボットの選び方
Slackと連携するチャットボットを選ぶときには、以下のポイントをチェックしましょう。
- AIが搭載されているか
- 他外部ツールと連携できるか
- セキュリティ体制に問題がないか
- 料金相場や費用を比較する
- 無料トライアルできるか
- サポートは充実しているか
新たに機能を追加したい場合は、Slackボットの開発よりも外部ツールを連携させる方が遥かに簡単で時間も短くて済みます。
AIが搭載されているか
チャットボットには、AIが搭載されたものと非搭載のものがあります。チャットボットを選ぶときには、AIが搭載されているかを確認しましょう。
知識・スキルがある人材が社内に在籍しており、急いで導入する必要が無いのであれば、自社開発を行うという選択肢も悪くはありません。しかし、スピードが求められる現代のビジネスシーンにおいて、このような余力を持つ企業は多くは無いでしょう。
できるだけ短期間でチャットボットを実用化したいのであれば、自社に合ったチャットボットを探して連携させるのがベターでしょう。
AIが非搭載のチャットボットは「シナリオ型」と呼ばれます。シナリオ型は、チャットウィンドウにあらかじめ表示された選択肢をユーザーが選ぶことで設問が分岐し、それを繰り返すことで回答までたどり着くタイプです。一問一答など単純な応答に向いており、主にFAQなどで利用されます。
シナリオ型はシナリオに沿った内容でしか回答できませんが、AI型よりも低コストで導入できるのがメリットです。
一方AIが搭載された「AI型」は、ユーザーがチャット画面に入力した文章から必要なキーワードを拾い出し、適切な回答を返します。シナリオ型よりも複雑な質問に対応でき、より自然な会話形式で回答へと導くのが特徴です。
AI型は学習によって回答精度が上がっていくのが特徴です。ただし、十分な学習データがなければ、回答精度を高められない点には注意が必要です。
シナリオ型とAI型のどちらが良いかは、導入目的によって違います。基本的にはAI型なら複雑な質問にも対応できるので、予算がある場合にはAI型を選ぶのがおすすめです。
外部ツールと連携できるか
チャットボットは外部ツールと連携させると、さらに利便性を高められます。そのためSlackのほかにも、どのような外部ツールと連携できるかを確認しておくことは大切です。
たとえばGoogleサイトやSharePointなど社内ポータルを作成できるサービスを導入しているのであれば、これらと連携できるチャットボットを選ぶことで、社内ポータル内にチャットボットを組み込めるなど、利便性を向上させられます。また現在は利用していなくても、今後さまざまなツールの導入を予定しているのであれば、連携している外部ツールが多いチャットボットを選んでおくと選択肢が多くなります。
チャットボットを導入する際には、今後ビジネスをどう展開するのかまで含めて検討するようにしましょう。
セキュリティ体制に問題がないか
チャットボットを導入する際には、セキュリティ体制が強固なサービスを選ぶことも重要です。セキュリティがしっかりしていなければ情報が流出し、企業の信用が失墜してしまう事態にもなりかねません。例えばSlackと連携し、自社内のヘルプデスクで活用するような場合も、他社に情報が漏れてしまうと競争力を失う可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、サービスを選ぶときにはどのようなセキュリティ体制が取られているのか、しっかりと確認することが大切です。
料金相場や費用を比較する
チャットボットを選ぶときには、サービスの費用を料金相場と比較することも大切です。チャットボットの費用相場は、AIが搭載されているものと、非搭載のものとで以下のように異なります。
AI搭載型 | AI非搭載型 | |
初期費用 | 10万〜50万円 | 3万〜10万円 |
月額利用料 | 3万〜10万円 | 1万〜5万円 |
初期費用や月額利用料は、チャットボットを提供するサービスや、備わっている機能によっても違いがあります。サービスによってはさまざまなオプションを提供しているところもあり、機能性を高めるほど高額になるのが一般的です。
チャットボットの導入を検討するときには、必要な機能を洗い出したうえで、同一条件のもとすべてを含んだ費用で比較して選びましょう。
無料トライアルできる
チャットボットを導入するときには、無料トライアルできるサービスを選ぶことも大切です。
チャットボットはサービスにより、操作性が大きく異なります。多くの社員が使うものであるからこそ、使い勝手は重視する必要があります。
しかし実際の操作性は、使ってみないことにはわかりません。本格導入する前に、すべての機能を試せるサービスを選び、トライアルしてみましょう。
サポートが充実している
チャットボットを導入するときには、質問と回答を登録したり、シナリオを設計したり、運用を開始するまでにさまざまな準備が必要です。しかし導入に際して専任担当者のサポートが得られるツールは限られています。
またチャットボットは導入して終わりではありません。回答の精度を高めるためには、導入後も運用データを見直して、継続的に改善していく必要があります。
そのため、担当者の負担を軽減するには、導入から運用まで、一貫してサポートが充実しているサービスを選ぶことが重要です。集団サポートではなく、専任の担当がつき、導入からSlackとの連携まで細かに対応してくれるサービスだとスムーズに導入できるでしょう。
Slackと連携できるおすすめのチャットボット4選
ここからは、Slackと連携できるおすすめのチャットボットを4つご紹介します。
SPALO(スパロ)
SPALOは、チャット形式の質問に答えるだけで、簡単にデータ入力をおこなえるチャットボットです。
複雑な入力はAIがサポートしてくれるので、誰でも簡単に精度の高い報告書を作成できます。移動中や待機時間など、ちょっとしたすき間時間に報告や入力ができるので、報告書を作るために残業する必要がなくなります。
会話型なので入力漏れや入力ミスを防げるのも、SPALOのメリットです。GAS(Google Apps Script)を活用し、Slackと連携すれば、タスク管理の効率化を図れます。
チャネルトーク
チャネルトークは、サイト訪問中のホットな顧客と直接・双方向に会話することで、Webチャットと顧客管理を同時におこなえるビジネスチャットツールです。
チャネルトークのビジネスチャットで業務をおこないながら、顧客からの問い合わせを確認し、回答することが可能です。メインのビジネスチャットはSlackを利用し、チャネルトークは顧客対応に使い分けるのもおすすめです。Slackと連携すれば、顧客から問い合わせが来たことをSlackに通知することができるので、ビジネスチャンスを逃すこともありません。
anybot(エニーボット)
anybotは、オムニチャネルでの自動接客を実現するチャットボットです。開発不要でチャットボットを作成し、Webからの問い合わせへの自動応答や管理者通知までを完全に自動化できます。
従来のチャットボットとは違い、単一選択だけではなく複数選択も可能。日程調整やコメント機能、問い合わせフォーム部品など、フォームとして必要なものがそろっているのがanybotの特徴です。
Slackと連携すれば、社内外のコミュニケーションを簡単に自動化し、迅速なフォローアップやチームコラボレーションを可能にします。
サポートチャットボット
サポートチャットボットは、社員や顧客からの問い合わせを削減するAI型のチャットボットです。自己解決を促す聞き返し機能を実装しているにもかかわらず、低価格で導入できるのがサポートチャットボットの特徴です。
Slackはもちろん、WebサイトやSNS、音声デバイスとも連携可能。機能性を高めた運用を実現できます。
その他Slackと併せて使うべきツール
Slackはチャットボット以外にも様々なツールと組み合わせることで最大限効果を発揮できます。
ここでは特に相性の良いツールを3つご紹介します。
ブラストメール【メール配信システム】
ブラストメールはシンプルかつ低価格なメール配信システムです。
例えば、自社で配信するメルマガリストの中に指定チャネルのSlackメールアドレスを追加しておけば、自社が配信したメルマガがチャネル内に通知・蓄積されます。
部署ごとにチャネルを分けて活用すれば、他部署がどんなメルマガを配信しているかSlack上で確認できます。
また、メルマガが蓄積されることでバックナンバーのように情報共有として活用できます。以下、ブラストメールの特徴です。
- シンプルで使いやすい
- 業界最安クラスの低価格
- 14年連続導入シェア1位
- HTMLメールが誰でも簡単に作れる
- 効果測定などメールマーケティングも可能
ブラストメールは、機能性・利便性・コストパフォーマンスに優れたおすすめの製品となっています。無料トライアルや無償サポートも付随しているため、初めての方も安心して導入することが可能です。
Slackとうまく組み合わせて使うことでより大きな価値を生み出せます。ブラストメールは無料でお試しが可能なのでぜひ1度使ってみてください。
関連記事:【3分で分かる!】ブラストメールとは?ブラストメールのトライアル期間を使って徹底レビュー!
Qast【社内Wiki】
Qastとは、組織内のナレッジを集約して企業の生産性を高める経営手法「ナレッジ経営」を実現するために開発された、社内wikiタイプの情報共有ツールです。ナレッジを貴重な経営資源と捉え、有効活用するための機能が多数搭載されています。
主なツールの特徴について以下にご紹介します。
- あらゆるナレッジを蓄積・集約して管理することが可能
- ナレッジ検索に要する時間・社内対応時間の削減が可能
- 自己解決促進による業務効率化・生産性向上を実現
- 人材育成に要するリソースやコストの削減
- Q&Aとメモという扱いやすいツールであるため、利用の促進や定着を図りやすい
Qastは、4,000社以上に導入されている実績を持つ、実用性・信頼性・利便性に優れたツールです。Slackと連携させて本格的な情報共有や経営改善を図りたい方にはおすすめです。
GROWI Bot【社内Wiki】
GROWIとは、オープンソースで公開されている社内wiki・ナレッジベースツールのことです。GROWI botと呼ばれるSlack Appが公開されており、こちらを利用することでSlackと連携してスムーズな情報共有やツールの操作が可能となります。
例えば、GROWIとSlackを連携させることで、以下のような操作を実現することができます。
- スムーズな文章作成・ページ作成
- コマンド一覧の作成
- 全文検索機能
- 検索結果をSlack上で共有
- Slackの会話からwikiページを作成
- GROWIのスニペットをSlack上に表示
シームレスな社内wikiとビジネスチャットツールの連携を行うことで、効率的な情報共有や情報活用を行うことが可能となります。
まとめ
チャットボットをSlackと連携すると、情報の一元管理が可能になる、対応漏れを防げる、業務の効率化を図れるなど多くのメリットがあります。
チャットボットを選ぶときには、Slackをはじめ、すでに導入している既存のサービスとの連携性を確認することが大切です。連携できるツールが多いチャットボットを選んでおくと、今後各種ツールを導入する際の選択肢が多くなるのでおすすめです。
なお、チャットボットは導入すればそれで終わりではなく、改善を続けながら運用していく必要があります。そのためサービスを選ぶときには、サポート体制が整っているかも十分チェックしましょう。