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費用対効果が高いメールマーケティングサービスなら「配配メール」がおすすめです
→「配配メール」の詳しい資料をこちらからダウンロード頂けます配配メールは、2007年にサービスを開始して以来、メールマーケティングに特化した機能と高い到達率を売りに、8,000社に導入された実績があるメール配信システムです。
メール配信システムを導入する目的には「社内外の情報共有」と「メールを使った集客」の2つがありますが、配配メールは後者を目的とした課題解決に適したシステムです。
この記事では、配配メールの特徴や口コミサイトに寄せられた情報をまとめて解説しています。
メール配信システムの導入を検討中で、配配メールの機能やプラン、他のメール配信システムとの違いが気になっている方はぜひご覧ください。
配配メールとは
配配メールは「株式会社ラクス」が提供するメール配信システムです。
配配メールを含む、クラウドサービス(SaaS)の提供をメイン事業としているようで、メール配信システム以外に経理や勤怠管理システムなどを展開しています。
配配メールは、メール集客手法の一つである「メールマーケティング」に特化した機能を提供しているのが特徴で、連絡ツールというよりは集客特化型のシステムと言えるでしょう。
メールの開封やクリック、コンバージョンなどのアクション別にメールを送り分ける、ステップメール機能だけでなく、セグメント配信機能も提供しているメール配信システムは多くはありません。
ステップメール配信は、設定したタイミング(メルマガの登録日や受信者の誕生日など)を起点に、決められたスケジュール通りにメールを配信し、コンバージョンに繋げる集客です。
配信したメールの開封やクリックなどの受信者のアクションごとにメールを配信するシナリオ配信と混同されがちですが、別の集客方法です。
セグメント配信機能とはターゲット配信とも呼ばれており「女性のみ」や「都内在住者のみ」などの条件をつけて、配信リスト内でも条件に該当するグループにのみメールを配信する機能です。
また、スマートフォン向けのクーポン配信機能も提供しており、BtoCの集客に応用することができるでしょう。
提供している機能が多い分、初期費用や月あたりのコストが割高になっています。
他のメール配信システムと比較しながら、自社の利用目的に対して不必要な機能が無いかは、チェックが必要です。
配配メールが提供している主な機能
配配メールが提供している主な機能について詳しく解説していきましょう。
配配メールの特徴が分かりやすいように、このブログでも個別に解説している「ブラストメール 」と「CuenoteFC」と比較した表も用意したのでご覧ください。
シナリオメール配信 | ターゲット配信 | ステップメール配信 | 効果測定 | A/B テスト | HTMLエディタ | |
配配メール | ◯(プランによっては×) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯(プランによっては×) |
blastmail | × | ◯ | × | ◯ | × | ◯ |
CuenoteFC | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
個々の機能の解説をしていきます。
ステップメール配信
ステップメール配信は、あらかじめ組んだスケジュールに沿ってメール配信を行う機能です。
特定のタイミングでお客様に設定しておいたメールを配信し、そのメールを起点に、設定通りのメール配信を行う機能です。
ステップメール配信は、見込み客の育成からセールスに適した集客方法と言われており、受信者が徐々にサービスの利用に前向きになるようなシナリオを考えて、メールを配信します。
ステップメール配信のように、見込み客を育成する集客方法は「ナーチャリング」とも呼ばれており、サービスを認知させることと、サービスを販売することの中間に位置しています。
配配メールが、力を入れている機能というだけあって、シナリオの数(通数)は無制限で設定できます。
ターゲット配信(セグメント配信)
ターゲット配信は、年齢や性別などの条件を設定し、配信リスト内でもその条件に該当する購読者にのみメールを配信する機能です。
ターゲットの設定を「〇〇プロジェクト関係者」などで設定しておくことで、ビジネスの情報共有にも使うことができます。
集客では、メールマガジンの配布に使われます。
ターゲット配信を使わずにメルマガを配信すると「女性限定クーポン」が男性届いてしまうなどの、読者の離脱を招く原因を作ってしまう可能性があります。
ターゲット配信機能があることで、メルマガを使ってナーチャリングをすることもできるようになります。
HTMLメールエディタ
HTMLメールは、画像やボタンをメール内に配置したデザイン性の高いコンテンツです。
HTMLメールを作成するには、HTMLやCSSに関する専門的な知識が必要になりますが、エディタ機能を使うことで、ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成することができます。
HTMLメールエディタはブラストメールやCuenoteFCも提供しており、どのサービスも操作性には定評がありますが、提供しているテンプレートの数には大きな違いがあります。
テンプレートやレイアウトの数が少ないと、結局デザインを自分で考えなければならず、時間がかかってしまう可能性があります。
他サイトを確認したところ、配配メールが提供しているHTMLメールのテンプレートは公式HPで配信している事例集と、メルラボが配信しているテンプレート集の2つのようです。
メルラボとは、配配メールが運営しているメールマーケティング支援のメディアで、配配メールの使用例なども紹介しているので、導入後はこちらを参考にするのも良いでしょう。
以下のURLからは、配配メールが公式HPで配信しているHTMLメールの作成事例特集をゲットすることができます。
HTMLメールの作成事例集
ちなみにブラストメールの無料トライアル期間を確認したところ、テンプレート・レイアウトは20種類以上提供しているようでした。
CuenoteFCはテンプレートの数が少なく、口コミサイトでも改善して欲しいポイントとして挙げられていました。
ブラストメールとは?ブラストメールのトライアル期間を使ってレビューします
多言語配信
多言語配信に対応しているのも、配配メールの大きな特徴です。
多言語機能に対応していることで、文字化けを防ぐことができるので、ECショップの運営のように、海外へ向けたメール配信をしているケースなどでは重宝されています。
配配メールは以下の言語を含む63ヶ国語に対応しています。
- 英語
- 中国語
- 韓国語
- ポルトガル語
- オランダ語
海外へのメール配信を行いたい方には、必須の機能です。
クーポン配信
専用のクーポン作成画面で、デザインや有効期限、回数制限などを指定しクーポンを発券する機能です。
スマホへの配信にしか対応していませんが、BtoCのビジネスをする場合は非常に有効な機能とも言えるのではないでしょうか。
公式HPを確認したところ、配信したクーポンの配信数や利用率などは、管理画面から確認できるようなので、効果測定がわりに使用すれば、コンテンツの改善にも役立つでしょう。
配配メールのメリット
配配メールを導入した際のメリットを解説します。
幅広いメールマーケティングに対応している
機能紹介でも解説しましたが、配配メールはセグメント配信とステップメール配信を両方提供しています。
そのため、ステップメールを使った集客だけでなく、ターゲットを絞ったメルマガの配信などの集客を行うことも可能になります。
1つのメール配信システムで、複数のメール集客に対応できるのは、配配メールを導入する最大のメリットと言えるでしょう。
迷惑メール・スパムメール対策が充実している
配配メールは迷惑メール、スパムメール対策として以下の取り組みを行っています。
- IPアドレスの分散
- エンジニアによる単一IPからの配信量の調整
- エラーアドレスの自動削除
- 迷惑メール業者や個人の利用を禁止
これらの取り組みをすることで、スパムメールに分類されるリスクを下げ、相手の受信ボックスにメールを到達させることができるようになります。
導入後のフォロー体制が充実している
「お客様のメールマーケティング活動のサポート」として、フォロー体制が整っているのも配配メールを利用するメリットです。
配配メールが行っているフォローは以下の通りです。
- 担当者による導入前の機能紹介
- 導入後の運用イメージの説明
- 初期設定のサポート
- 機能紹介セミナー・マーケティングの情報交換会の開催
機能紹介も、文面だけでなく各担当によって行われるので、分からないところをメールで問い合わせる必要はありません。
また、配配メールを利用したマーケティングの情報交換会も行っています。
公式HPには、成功事例だけでなく失敗したケースに関しての情報交換も行っているそうです。
他社の成功事例はホームページやネット記事で簡単に知ることができますが、改善が必要だった事例を教えてもらうことは中々できません。
以下のページでは、配配メールが開催している情報交換会の様子を確認することができるので、是非こちらもご覧ください。
配配メールのデメリット
次に配配メールの利用時に考えられるデメリットを解説します。
コストが割高
配配メールは提供している機能が多い分、メール配信システムの中でもコストが割高な傾向にあります。(詳細な金額はお問い合わせのようです)。
比較のために、この記事でもご紹介してきたブラストメールとCuenoteFCを含めた、いくつかのメール配信システムの金額や機能を表にまとめましたので、ご覧ください。
提供している会社 | 初期費用 | 機能 | プラン金額 | |
配配メール | 株式会社ラクス | 問い合わせ | ステップメール/HTMLメールエディタ/効果測定など | 問い合わせ |
blastmail | 株式会社ラクスライトクラウド | 10,000円(1年契約で半額) | ターゲット配信/HTMLメールエディタ/効果測定など | 4,000円〜 |
Cuenote FC | ユミルリンク株式会社 | 30000円〜 | ステップメール/ABテスト/効果測定など | 5,000円〜 |
オートビズ | 株式会社ビズクリエイト | 11,000円 | ステップメール/セグメント配信/効果測定など | 1,980円〜 |
SendGrid | SendGrid | 無料 | セグメント配信/HTMLメールエディタ/効果測定(到達率は不明)など | 1,300円〜 |
配配メールの公式HPから料金プランの確認をしましたが、詳細はメールで問い合わせをしないと教えてもらえないそうです。
オプション機能が多い
配配メールでは先ほどご紹介したプランごとに、利用できる機能が大きく異なっています。
ステップメールやセグメント配信、HTMLメールエディタなどの全機能を使うには、一番グレードが高い「Bridgeプラン」に入らなければなりません。
しかも、配信するメールのセキュリティをアップさせるSTARTTLS暗号など、一部機能は、Bridgeプランでもオプション料金が発生します。
一番やすい「Lightプラン」では、ダッシューボードと登録/解除フォーム以外は使えないので10,000円のコストをかけての利用はかなりハイコストです。
セグメント配信や予約配信といった、メール配信システムとしての基本的な機能は提供していますが、それでもやはりLihgtプランと似た機能提供でコストの低いシステムはあるでしょう。
配配メールの利用がおすすめの方
これまでの解説をもとに、配配メールの利用がおすすめの方をまとめました。
- セグメント配信・ステップメールを使いたい方
- クーポン機能を使いたい方
- メール配信システムにかけられる予算が多い方
それぞれについて詳しく解説しましょう。
セグメント配信・ステップメールを使いたい方
セグメント配信とステップメール配信の両機能を提供しているメール配信システムは多くありません。
1つのメール配信システムで、複数のメールマーケティングに対応することができるので、ステップメール配信だけでなく、メルマガ配信も使って集客をしたい方には配配メールの使用がおすすめです。
クーポン機能を使いたい方
配配メールが提供する機能の中でも特徴的な「クーポン機能」は、Lightプランを含む全プランで利用することができます。
機能紹介でも解説しましたが、配信数や利用率などを調べるダッシュボードを使うこともできるので、BtoCの集客では大いに役立つでしょう。
デザインもある程度テンプレートが組まれており、その上で用意した画像などを使いビジュアルを整えることができるので、イメージに合ったクーポンが配信できます。
メール配信システムにかけられる予算が多い方
配配メールは、提供している機能が多い分、他のメール配信システムと比較してもコストが高くなります。
また、Standardプラン以上でなければ、配配メール利用のメリットの1つである、セグメント配信とステップメールの併用はできないため、配配メールの特性を充分に活かすには、20,000円/月以上のコストがかかることになります。
そのため、ある程度のコストを支払うことができる方の利用がおすすめです。
他のメール配信システムと併用することで、ステップメールとセグメント配信の2つを使った集客をすることはできますが、同じシステム内で完結させることができるのは便利です。
ステップメールとセグメント配信の両方を使いたい、と考えている方の使用が前提にはなりますが、上記のようなコストがクリアしているのであれば、利用するメリットはあるでしょう。
まとめ
配配メールは、ステップメール配信とセグメント配信の両機能を提供しているメール配信システムです。
配配メールがあれば幅広いメールマーケティングに対応することができるため、メールを使った集客に力を入れる場合にはおすすめです。
また、クラウドサービスを提供している株式会社ラクスが母体なだけあり、メール配信の速度やセキュリティにも定評があります。
一方で懸念材料としては、他のメール配信システムの利用と比較して、コストが割高に設定されていることが挙げられます。
提供している機能が多い分、仕方ない部分もありますが、配配メールの利用で充分なメリットを得るにはStandard以上のプランを選択しなければなりません。
そのため、ある程度のコストを支払うことができる方におすすめのメール配信システムと言えるでしょう。
また、オプションの機能が多い部分にも注意が必要です。
メールマーケティングに力を入れている企業の利用が前提にはなりますが、コストをかけることができれば、メール集客をする上で強力な味方になるでしょう。