blastmail（ブラストメール）の評判は良い？悪い？利用者のリアルな口コミを紹介

2023年9月29日

Email Rising編集部

「blastmail（以下、ブラストメール）」は、使いやすさと価格の安さが売りのメール配信システムです。本サイトでも幾度か紹介したことがあり、サービスの詳細をまとめた記事も公開しています。

参考記事：【3分で分かる！】ブラストメールとは？ブラストメールのトライアル期間を使って徹底レビュー！

しかし、ブラストメールのそうした評判は本当なのでしょうか？ 実際の感想や、悪い評判が隠されているのでないかと、あなたも気になっているはずです。

そこで本記事では、ブラストメールの良い評判・悪い評判をまとめてみました。ぜひメール配信システム選びの参考にしてください。

ブラストメールとは？

公式サイト	blastmail（ブラストメール）
提供・運営	株式会社ラクスライトクラウド
料金（※ 詳細は価格表から）	初期費用：10,000円（１年契約で半額）月額費用：4,000円～
無料トライアル	７日間
特徴	24,000社もの導入実績を持つメール配信システムの大定番。シンプルで使いやすい操作画面ながら、セグメント配信や効果測定といったメールマーケティングに必要な機能を一通り揃えている

ブラストメールは株式会社ラクスライトクラウドが提供するメール配信システムです。ベンダーは「株式会社ラクス」のグループ企業で、2021年3月にマザーズから東証一部へと市場変更した同社は、非常に評判の高いSaaS企業として知られています。

サービスの特徴は、機能性と使いやすさのバランスです。セグメント配信や効果測定といったメールマーケティングに欠かせない機能がありつつ、メール配信が初めての人でも直感で使いこなせる、分かりやすい操作画面を備えます。

こちらはブラストメールのHTMLメールエディタ動画です。オシャレなカタログ形式のメールが、簡単なクリック操作だけで完結するのが分かります。

また、ブラストメールは月額4,000円からと、業界最安クラスの価格で導入できるのも特徴です。このためメールアドレスリストが1,000件程度の規模でも、より少ない負担でメール配信システムを導入可能です。

現在ブラストメールは７日間の無料トライアルを提供しているため、もし気になるようであれば実際に使ってみて、さわり心地を確かめてみるのも良いでしょう。無料トライアルはこちらのフォームから可能です。

＞ブラストメール無料お試し申込みフォーム

ブラストメールを導入している企業

ブラストメールは14年連続で顧客導入数シェアNo.1（2019年の調査）の実績を持ち、様々な規模・業界の企業が利用しています。また、企業だけでなく、官公庁への導入実績も豊富です。

ブラストメールを導入している企業・官公庁（抜粋）

ANA
コカコーラ
伊藤忠
DeNA
NTT docomo
NHK
オムロン
mazda
楽天
サイバーエージェント
早稲田大学
慶應義塾大学
東京都墨田区
千葉県成田市
環境省
JAXA

また、ブラストメールの公式サイトでは導入事例もいくつか公開されています。

＞導入事例｜メール配信ならブラストメール

上記ページからは、ブラストメールによってビジネス課題がどのように解決されたかを具体的に知ることができます。インタビュー形式となっているため、ユーザーの評判を知るという意味でも非常に役立つでしょう。

ブラストメールの評判・口コミ

ここからは、レビューサイトやSNSなどで見られたブラストメールの評判・口コミをいくつか紹介します。

メルマガ始めるためにブラストメールを登録

評判通り初心者でも簡単！
画像のレイアウト・文字・ボタンの設置・メルアド登録など初めてでも見栄えよく作れます！

とは言え上司からの全体のバランスや私が作成したタイトルデザインについてダメ出しが…

が…頑張ります…?

— guri@WEBマーケター? (@guri05010420) September 28, 2020

営業メールくるから、たまに見るけどURLとかから何のMAを使っているか判断できるんですよね。。。そして、MAツールがただのメール配信になっている会社が多い。僕が入ったら、まずブラストメール（旧ブレインメール）に変えて、経費をめっちゃ浮かせますがね。その浮いた予算で広告にぶっこみます。

— タケ@コマースピック (@handyman1227) May 10, 2019

わたしは「ブラストメール」を使っています。
価格が安いのと配信スピードが早いです。
UIが若干使いにくいかもです。

— Rin_Rin???? (@lover_kawasaki) August 26, 2021

うちはヘブン配信じゃなくて、ブラストメールっての使ってるよ（ ¨̮ ）

(´･ﾉω･`)ｺｯｿﾘ
これ結構ね、官公庁なんかでも採用されてて開封率も優秀なのよ(*´З`*)

— ぎっさん (@my13331860) November 11, 2020

初心者にオススメのメルマガ配信サービス

良いポイント
初心者でも感覚的に手軽に使用できるメルマガ配信サービスです。予約配信はもちろんのこと、作成したメールをテストメールとして配信する機能もあり、エラーを防ぐこともできます。HTMLに不慣れという人もHTMLメールを簡単に作成することができます。送信数、エラー数、開封率、URLのクリック率、メルマガ解除数など、基本的な分析はこちらのサービスサイト内で解決できる点は気に入っています。

改善してほしいポイント
メールの作成画面が使いやすい一方で、メルマガの分析画面は、どこの場所をクリックしたらデータがダウンロードできるか分かりにくく、感覚的には操作ができなかったので、もっと使いやすいUIだと嬉しいと思う。
またメルマガ中のリンクのクリックカウントが20件までとなっているのも不満だ。弊社では配信記事のまとめとしてメルマガを送信しているが、たくさんの記事と弊社の紹介などを含めると、リンク数はたくさんになる。もっとたくさんのクリックカウントをできるように改善してほしい。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？
小社では今まで特にメルマガ配信サービスを利用せずに、顧客たちにやみくもにメールを送っており、分析も何もしてこなかった。本サービスを導入したことでどのくらいの顧客にリーチできているのがの把握ができるようになり、どんなメールが効果的なのか、効果測定が行えるようになったのでマーケティング活動に役立っている。

引用元：ITreview

感覚的にメール送信が簡単にできる

良いポイント
htmlメールもテンプレートがあるので簡単に作成ができ、送信設定も簡単。
細かい分析は多機能な費用の高いものよりは劣るかもしれないが、基本的な部分は全て押さえている為通常のメール配信であれば、これでほぼ賄える感じ。
エラーが出た際に自動で配信ストップできるようなせっても可能で、配信リストの整理もしやすい。
費用も他のサービスと比較しても格安で使い勝手もいいのでこれを選んで困ることはほぼないと思う。

改善してほしいポイント
唯一気になっている部分が、クリックをカウントを設定できるが、その数に上限がある為、押す箇所が多いhtmlメールだと全てをカウントできなくなってしまう。
htmlメールで押す箇所が多いのはよくないということかもしれないが、細かく撮りたいがためにやっているのに、それが図れないというのは本末転倒で、何とか改善してほしい。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？
メール配信をストレスなく送れるようになった。特に配信設定などの操作は簡単で、以前は担当者が休んだりした場合、引継ぎや確認が大変だったが、ブラストメールなら簡単で直感的にわかるので大げさなマニュアルも必要なく、容易に代行が出来、スムーズな進行が出来た。

引用元：ITreview

メルマガを自社サーバーから移行

この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか？
自社サーバーで送っていたメルマガの効果測定が簡単にできるようになりました。
配信先もAPIが充実しているので自社開発のCRMから柔軟に連携できています。

改善してほしいポイントは何でしょうか？
配信結果のデータをどこからダウンロードできるのかなど、直感的に分かりにくい箇所があります。
マニュアルがあるので読めばわかるのですが。

どのようなビジネス課題を解決できましたか？あるいは、どのようなメリットが得られましたか？
配信するだけで効果測定ができていなかったメルマガを毎回効果を検証し、内容の改善などPDCAを回す運用を開始できました。

引用元：ITreview

口コミ・評判は以上です。導入しやすい価格である、使いやすいなど良い評判が際立つ結果となりましたが、いくつか悪い評判もあるようですね。次の項からは、それらの評判を整理してブラストメールの特徴について解説します。

ブラストメールの良い評判

ブラストメールの良い評判としては、以下の４点が多く見られました。

シンプルで使いやすい
低価格
メールが確実に到達する
APIが充実しており業務の自動化がしやすい

各評判について詳しく解説します。

シンプルで使いやすい

ブラストメールの良い評判としてもっとも多かったのが、「メール配信に特化しているため機能が絞られており、使いやすい」「操作画面が見やすい」といった使い勝手に関することです。

実際、MA（マーケティングオートメーション）のような、メール配信以外の機能が豊富なツールはメール配信やマーケティングの初心者には扱いづらく、そもそも使い方を覚えるのが大変という声が多く見られます。

ツールを使ってのメール配信が初めてなら、まずはブラストメールから使い始めるのがおすすめといえるでしょう。

低価格

使い勝手と同じくらい多く見られたのが価格に対する評判です。HTMLメールエディタやセグメント配信、そして効果測定ツールなど、これだけ豊富な機能を備えるメール配信システムとしては格安で導入できるとブラストメールは評判でした。

メールが確実に到達する

ブラストメールは毎時280万通もの高速配信を謳うメール配信システムです。これについては評判にも現われており、「遅延や不達が解消された」「キャンペーン開催時の不平等を軽減できた」といったユーザーからの声が多く見られました。

ブラストメールは低価格でありながら、大量のメール配信を遅延なく処理できる安定性の高いサービスといえますね。

APIが充実しており自動化がしやすい

ブラストメールは全プランでAPIが利用できるため、外部ツールと連携して高度な自動化を行うことが可能です。API機能が有料オプションとなっているサービスが少なくない中、これについてはブラストメールの明確な強みといえます。

無料トライアルでAPI機能も利用できるため、外部ツールや内製システムとの連携を考えている場合はチェックしてみましょう。

＞ブラストメール無料お試し申込みフォーム

ブラストメールの悪い評判

良い評判ばかりでなく、ブラストメールには２点ほど悪い評判も見られました。ここからはその２点について解説します。

URLクリックのカウント数に上限がある

ブラストメールには、メール配信の本文中に挿入されたURLがクリックされたかどうかを計測する機能があります。ただし、URLクリックのカウント上限数は各配信で20件までとなっているようで、この点について不満を感じるユーザーが見られました。

ブラストメールで本文の効果測定をしっかり行いたい場合、設置するURLを本当に大事なものだけに絞るなどして、工夫する必要がありそうです。

ステップメールが送れない

ブラストメールにはステップメール機能がないため、ステップメールを行いたい場合は素直に別のメール配信システムを選ぶべきです。

参考記事：効果的なステップメールの作り方とは？ステップメールの基本を一から解説

しかしながら、「ステップメールをしないならブラストメールが一番」という評判もあります。ブラストメールがメール配信システムとしての基本機能を備えるサービスであることは、やはり間違いありません。

ブラストメールの料金

ブラストメールは初期費用が一律10,000円で、１年まとめての契約であれば初期費用が半額となります。また、月額費用については、登録できるメールアドレス数に応じて価格が変動する仕組みです。詳細は下記の通りとなります。

登録アドレス数上限	月額費用
5,000件	4,000円
10,000件	8,000円
20,000件	15,000円
30,000件	20,000円
50,000件	30,000円
50,001件以上の大規模配信	料金表

10,000件以上のプランからは、セキュリティ対策の一種である「DKIM署名」の支援機能も追加で利用できます。それ以外については全プランで機能が共通で、配信通数も無制限です。

ブラストメールはどんな組織におすすめ？

今回確認できた評判から、ブラストメールは以下のような組織におすすめといえます。

メール配信システムを初めて導入する
費用を抑えてメール配信システムを導入したい
API連携を使いたい

メール配信システムを初めて導入する

ブラストメールは全体的に「使いやすい」との評判が多く、サービスの公式サイトでも操作の簡単さを押し出しています。

このことから、ブラストメールはメール配信システムを初めて導入する組織におすすめです。また、機能が本当に重要なものに絞られていることから、メール配信やメールマーケティング自体の経験や知見が乏しい場合にもおすすめといえます。

初心者におすすめな理由はツールの使いやすさだけではありません。SNS上ではブラストメール導入後、電話でのサポートが受けられたという投稿もあり、サポートの手厚さという点も初心者におすすめしやすいポイントなのです。

新しいメルマガスタンドに申し込んだらサポートの電話がかかってきた！
こんな会社あるんやね。
素晴らしいと思います。
わからない所全部聞けました！
この実績もうなずけます。
オススメですね。#ブラストメール pic.twitter.com/mabukAwU3P

— 森よしあき (@studiopasscom) July 17, 2019