メール配信システムの活用事例をご紹介!導入のメリットも解説します

情報共有や集客に使われるメールは、業務をする上で欠かせない存在と言えるでしょう。

SNSの一つであるLINEのような、チャットを活用した連絡手段もありますが『一般社団法人日本ビジネスメール協会』の調査によると、仕事で使っている主なコミュニケーション手段の第一位は99.1%でメールが選ばれています。

しかしメールは、連絡手段や集客媒体として有効な手段である一方で、誤送信などによる情報漏洩が問題になることもあります。

誤送信の多くは、一斉送信時などでBCCに設定すべきお客様のアドレスを、誤ってTOやCCに設定し送信してしまうことで発生しています。

お客様や取引先へ向けた一斉送信をする企業や、お客様へ向けたメールマガジンを配信し集客をしている企業は、メール配信システムを利用し、誤送信を防いでいます。

この記事では、メール配信システの活用事例を多数ご紹介しています。

この記事で、活用事例としてご紹介するにあたって、ポイントとしたのは以下の3点です。

  • どのように集客に役立ったか
  • どんな業務が楽になったか
  • セキュリティ面での変化はあったか

メール配信システム提供会社のの導入事例をもとに、上記の点に注目しながら解説をしていきます。

自社の抱える課題を解決するためのヒントにしていただければ幸いです。

目次

メール配信システムとは

メール配信配信システムの活用事例をご紹介する前に、メール配信システムってどんな課題を解決するものなの?という疑問を解決しておきましょう。

メール配信システムとは、OutlookやGmailを利用した時と比較して、安全かつ大量にメールを一斉送信することができるツールです。

OutlookやGmailなどの無料のメールサービスは、1日に送信できる上限が決まっており、例えば、Gmailでは1日に2,000通までしか送信することができません。

一方のメール配信システムは、配信数が無制限なものもあり、自社の想定している配信数に合わせてプラン選択を行います。

また、迷惑メール対策や誤送信対策などの、セキュリティ面も整備されているものが多く、メールが届かない、と言った悩みや、誤送信による情報漏洩などの問題も解決できるでしょう。

また、HTMLメールエディタやセグメント(ターゲット)配信、効果測定機能などの、無料のメーラーには無い機能も提供しています。

ただし、提供している機能はメール配信システムごとに異なっているので、メール配信システムを導入する際は、利用の目的や予算などを考慮する必要があります。

この記事では、ご紹介しているメール配信システムの「無料体験期間」などもご紹介しています。

気になったサービスがあれば、資料請求や無料体験期間の実施を通して、使用感をチェックしてみると良いのでは無いでしょうか。

メール配信システムの活用事例

ここからは、各メール配信システムの公式ホームページを参考に、メール配信システムの活用事例を解説します。

  • どのように集客に役立ったか
  • どんな業務が楽になったか
  • セキュリティ面での変化はあったか

先述した、解説のポイントを踏まえてご覧ください。

リモートワーク時代にメールで効率よくアポイント獲得

動画クリエイターと企業のマッチング事業を展開している「株式会社Lumii」では、リモートワーク時代に営業の新規開拓アポに苦戦していたが、ターゲットを絞ったメールを送ることでわずか2か月で100万円以上の売り上げに繋がったようです。

リモートワーク時代のテレアポでは担当者が在宅ワークなどになっており、代表電話へ架電を行っても担当に繋がることは望めません。どうしようかと悩んでいたところ、テレアポの代替えとしてメールアポイントに変更したところ驚くほど多くのアポイントと商談に繋がったようです。

こちらは、メール配信を有効活用し営業開拓を行っている事例として、営業活動に注力している多くの企業にとっても参考になるのではないでしょうか。

導入からわずか2か月で100万円以上の売り上げに貢献。高コスパのマーケティング施策として愛用しています!

メルマガ配信にかかる時間が75%削減できた

飲食店の開業や経営をサポートする「テンポスホールディングス」は、メール配信システムを活用することで、メルマガの配信にかかる作業時間を75%も軽減することができたようです。

導入前は、配信エリアや業態ごとに細かく配信リストを分けて、それぞれのリストに合わせたメルマガを数回に分けて配信していました。

しかし、ブラストメールのターゲット配信機能を使うことで、特定のエリアにある飲食店をピックアップし、一度で多くの店舗にメルマガを配信できるようになったそうです。

ターゲット配信とは「都内23区」や「男性ユーザー」のように、特定の条件にマッチした方にのみメールを配信することができる機能です。

配信リストに条件を記載しておけば、条件にマッチした宛先を自動的に追加してくれるので、改めてグループを作成する必要がなくなります。

メルマガを使った集客は、継続的にコンテンツを配信していく必要があるので、集客効果を出すには人的・時間的コストを覚悟しなければなりません。

メルマガの配信はしたいが作業時間などのコストを考えると、中々踏み出すことができない、という悩みを抱えているの企業も多いのではないでしょうか。

「テンポスホールディングス」は、メール配信システムを利用することで、それらのコストを大幅に抑えることに成功した活用事例と言えるでしょう。

ブラストメールの無料体験は以下のURLから申し込みができます。

ブラストメール無料お試し申し込みフォーム

また、以下の記事ではブラストメールの機能や口コミをまとめてご紹介しています。
無料体験期間を実施している時の様子も画像付きで公開していますので、是非ご参考ください。

ブラストメールとは?ブラストメールのトライアル期間を使ってレビューします

HTMLメール活用でページアクセスが3倍増

コンサルティングやソフトウェアの開発などを手掛ける「株式会社クエスト」はメール配信システムのCuenoteFCを活用し、配信したメールからのページアクセスを3倍に伸ばしました。

受信者がメールの本文に設置したURLをクリックする割合は「クリック率」と呼ばれており【クリック数 / 配信数 × 100】の式で求めることができます。

メールを使った集客は、URLをクリックさせてはじめて次のステップに進むことができるため、いかにクリック率を上げるか、という課題と向き合わなければなりません。

株式会社クエストが、クリック率を上げるために活用した機能は「HTMLメールエディタ」です。

HTMLメールは、メールの中に画像やボタンを配置することで、サービスのイメージをわかりやすく読者に伝え、視覚的に訴求を行うことができるコンテンツです。

テキストメールとは違い、HTMLを使いメールを構築するため、専門的な知識が必要になるのがネックでしたが、エディタ機能を利用することで、誰でもHTMLメールを作成することができるようになります。

HTMLメールエディタは、先述したブラストメールをはじめ、いくつかのメール配信システムが提供をしているので、気になった方は、以下の記事で確認してみましょう。

【最新版】メール配信システムを徹底比較!2021年のおすすめはコレ

CuenoteFCの資料請求や無料体験は以下のURLから申し込むことができます。

CuenoteFCお問い合わせフォーム

ステップメールの活用で2〜3時間のメール作成時間が0分に

ステップメール機能を提供している配配メールを活用して、お客様へのフォローメールの作成時間を0にすることができたのが「AIC JAPAN」です。

オーストラリア専門のワーキングホリデー・留学エージェントとして、渡航前から帰国までのサポートを行っているAIC JAPANは、お客様ごとの状況に合わせてメールを配信し、送信していました。

メーラーを利用していた頃は、個別に宛名付きのメールを200通ほど作成し送信していたため、宛名を変更するだけでも2〜3時間の作業時間がかかっていたそうです。

そこで、お客様の状況に合わせてメールを自動送信する、ステップメール機能を活用し、メールを配信するようにしたところ、宛先変更などの作業時間は0になりました。

ステップメールとは、ある時から起算した時間や日数に基づいて一律にメールを送信する方法です。

「AIC JAPAN」の場合は、渡航前から手続きなどのスケジュールに合わせてメールを、送信しているのだと思いますが、お客様ごとに別々のタイミングでメールを送信するのは大変な作業です。

ステップメールを利用することで、前回の配信から◯日後に用意しておいたメールを配信する、と言ったように配信予定を設定することができるようになります。

配配メールでは、ステップメールで設定したメールは、宛先を自動で配信リストから抽出してくれるので、アドレスを入力する手間も簡略化することができるでしょう。

また、ステップメールはメルマガ同様に集客コンテンツとして活用することもできるので、なるべく時間をかけずにメールを使った集客をしたい方は、活用してみてはいかがでしょう。

配配メールの公式ホームページには無料体験の案内は、記載されていませんでしたが、以下のURLから資料請求をすることができます。

配配メール資料請求

メールが確実に届くようになった

メール配信業務では、集客・情報共有ともに、相手のメールボックスに確実に到達させる必要があります

配信したメールが迷惑メールやスパムメールに分類されてしまう理由には、以下のようなものがあります。

  • リスト内の無効なアドレスに何度もメールを配信している
  • セキュアな環境からメール配信をしていない

いずれの場合も、一斉送信をしている場合は特に注意が必要です。

ソーシャルアプリやゲームの企画・開発・運営をする「株式会社enish」は先述したブラストメールを活用したメルマガ配信を行い、集客をしています。

導入後に最も感じたメリットとしては「配信したメールが確実に届く」という所だったようで、10万人を超えるメルマガの受信者に情報を届けています。

ブラストメールでは、メールを確実に届けるために、リスト内の無効なアドレスを自動排除する機能を提供しています。

また、DKIM署名というドメイン認証技術も採用しており、なりすましや改ざんなどのトラブルが発生するリスクを抑えています。

そのため、ブラストメールから配信されたメールは、迷惑メールと判断される可能性が低いという特徴があります。

冒頭で解説した、メール配信時の情報漏洩に関しても対策がなされてあり、ブラストメール から配信するメールは全て自動でBCCに設定されるようになっています。

「株式会社enish」の場合も、一度に10万を超えるアドレスに向けてメールを送信するので、お客様のアドレスが公開されるような事案は絶対に防がなければなりません

メール配信システムを活用し、業務に役立てる際は、セキュリティや迷惑メール対策などの観点も忘れずにチェックするようにしましょう。

まとめ

メール配信システムを活用することで、以下のようなメリットがあります。

  • メール業務にかかる人的・時間的コストを削減できる
  • 一度に大量のメール配信をすることができる
  • メール配信時のセキュリティが強化できる

メルマガのような集客だけでなく、社内の情報共有でも使われる一斉送信ですが、送信先が増えればそれだけ作業量が多くなります。

メール配信システムの活用は、メール業務をより簡単にするだけでなく、その分の人員や作業時間を他の業務に当てることができるという意味でも魅力的なものです。

また、作業を効率化するだけでなく、セキュリティの強化に役立てることができるのもメール配信システムを活用するメリットとしてあげられるでしょう。

個人情報の管理に厳しい時代だからこそ、万全の対策をしてメール配信業務を行う環境づくりが求められています。

無料体験期間や資料請求を活用して、自社にあったメール配信システムを見つけ、活用していきましょう。

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この記事を書いた人

Email Rising編集部です。Email Risingではメール配信システムやメールマーケティングについてのお役立ち情報を発信しています

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