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→「ブラストメール」無料版をこちらからお試しいただけますメールを使った集客をしている方はHTMLメールを活用できているでしょうか。
もし、まだHTMLメールを利用していないんであれば、HTMLメールを使うことで更なる効果アップが期待できます。
この記事では、HTMLメールに関して、以下の点に注目して解説をしています。
- HTMLメールってどんなもの?
- HTMLメールのメリット・デメリット
- HTMLメールを自作することは可能か
- 多くの企業が実践しているHTMLメールの作成・配信方法
メール集客を行っている方だけでなく、これから始めようとお考えの方も是非ご覧ください。
HTMLメールとは?
HTMLメールを知るにはまず「HTML(Hyper Text Markup Language)」について知っておかなければなりません。
HTMLとは、ウェブサイトの構造を作るために使われている言語で、ご覧になっているこの記事を含め、ほとんどのウェブページはHTMLによって作られています。
HTMLを使うことで、文字の大きさや色を変更することはもちろん、画像や表の挿入など、ウェブ上で目に入るものは全てHTMLによって調整することができます。
ここまでが分かれば、HTMLメールがどんなメールなのか想像がつくでしょう。
試しに、以下のテキストメールをHTMLメールにするとどうなるのか、比較してみましょう。
テキストメールだとこうなっているメールでも、HTMLメールを使うと以下のように表示させることができます。
テキストのみのメールと比較して、情報量が多い上に見やすくなっているのがわかるかと思います。
もし自分がメールを受け取る立場だったら……と想像すると、どちらの方が良いでしょうか。
少し昔のデータではありますが、2014年に「HubSpot」が行った調査では、メルマガを受信している44歳以下の7〜8割が、テキストメールよりもHTMLメールを好むという結果になったそうです。
HTMLメールの流行を後押しした、スマホの普及は2014年以降も加速しているので、同様の調査を今行えば、さらに多くの方がHTMLメールによるメルマガを求めていることが分かるかもしれません。
HTMLメールのメリット
HTMLメールを使って集客を行った際のメリットをまとめました。
HTMLメールの使用には、コンテンツのデザインが良くなり、テキストメールでの集客と比較して受信者の購買意欲がアップすること以外にもいくつかのメリットがあります。
効果測定ができる
効果測定とは、配信したメールの到達率や開封率、クリック率などの数値を把握することができる機能です。
- 到達率:配信したメールのうち相手のメールボックスに届いた割合
- 開封率:メールボックスに届いたメールのうち開封された割合
- クリック率:メールボックスに届いたメールのうちURLがクリックされた割合
それぞれの数値を知っておくことで、コンテンツのどの部分を改善すべきなのかが明確にわかるようになり、結果として質の高い集客メールを作成することができるようになります。
メールを使った集客では、対面営業やセミナーを開催した場合とは異なり、お客様の反応を直接見ることができません。
そのため、配信したコンテンツが集客に役立っているのかをチェックするには、上記のような指標から読み取るしかないのです。
もし、効果測定ができないと、どのくらいの方にメールを見てもらえたのか、そもそも配信したメールがメールボックスに届いたのかすら分かりません。
これらの数値を計測したことがないのであれば、メール配信システムの無料期間などを利用して、配信しているコンテンツの効果測定をしてみましょう。
ちなみに「UPlers email」の調査によると、業種別の開封率の平均値は以下の通りでした。
業種 | 開封率(%) |
---|---|
保険 | 14.38 |
広告・広報 | 11.03 |
飲食 | 14.03 |
小売 | 10.81 |
出版 | 15.56 |
旅行・観光 | 14.67 |
金融 | 24.80 |
メディア | 20.80 |
ご紹介したのは調査の一部ですが、自社の開封率を調べたのち、同業種の開封率の平均などもチェックし、コンテンツの改善につなげましょう。コンバージョン率が高くなる集客ではコンテンツの最終的な目標を「コンバージョン(CV)」と呼びます。
メールを使った集客のCVには以下のようなものがあります。
- サービスの詳細へ移行させる
- アポイントメントにつなげる
- サービスの購入
どこを最終的なゴールとするかは、各企業によって違いますが、どの場合でも添付したURLをクリックされないことにはCVにつながりません。
テキストメールでは文字にURLを埋め込む以外に方法はありませんが、HTMLメールではボタンや画像にURLを設定することができるようになります。
特に飲食業界やアパレル業界のように、受信者に商品を連想させることが大事な業種では、HTMLメールを使うことでクリック率・CV率のアップが期待できるでしょう。
HTMLメールのデメリット
次にHTMLメールを使って集客する際のデメリットに関して解説します。
製作に知識と時間が必要
詳しくは後述していますが、HTMLメールの作成には、IT関係の知識が不可欠です。
HTMLに関する知識を持つ方が社内にいない場合は、HTMLメールを自作した上で集客をすることは難しく、知識・経験を蓄えた上で配信するには相応の時間が必要になります。
正しく表示できないメールソフトがある
HTMLメールは以下の環境では、正しく表示されないことがあります。
- キャリアメールによる受信
- MMS(Multimedia Messaging Service)による受信
- HTMLメールを展開しない設定をしたメールソフトによる受信
そこで、HTMLメールによる集客を行っている企業では、かつHTMLメールに対応していない環境の受信者にもメールによる集客を行うために「メール配信システム」を利用しています。
メール配信システムが提供している「マルチパート配信」では、HTMLメールを表示できる方にはそのままに、上記のような環境の方にはテキストメールを配信する機能です。
詳しくは後述していますが、HTMLメールの作成・配信はメール配信システムを使って行った方がメリットがある企業が多いので、後半の解説も参考にメール配信システムの利用を検討してみましょう。
HTMLメールをゼロから作ることは可能か
ここまでの解説をご覧になり、HTMLメールを使って視覚的にサービスをアピールしたい!と感じた方も多いのではないでしょうか。
さて、ここからは実際にHTMLメールを作る方法について解説しましょう。
HTMLメールの作成は、自作する方法と、後述するメール配信システムが提供する「HTMLメールエディタ」機能を活用する方法の2パターンあります。
まずは、HTMLメールを自作する方法についてですが不可能ではありません。
しかし、技術的にかなりハードルが高い方法と言えるでしょう。
この記事での詳しい解説は省略しますが、HTMLメールの作成にはCSS(Cascading Style Seat)と呼ばれる、専門的な知識が不可欠になります。
そのため、社内に HTMLやCSSに関するITへの見識が深い方がいない場合は、自社でHTMLメールの自作に乗り出すのは得策ではありません。
仮にHTMLメールを作成できる方がいらっしゃったとしても、メルマガの配信日に合わせてリソースを割かなければならず、人的なコストが懸念されるでしょう。
HTMLやCSSとHTMLメールを自作する方法は、具体的なHTMLの組み方などが記載されている以下の記事の解説が参考になるかと思うので、興味があれば確認してみてください。
「HTMLメールの作り方を5分で解説!最も簡単に作成すつ方法もこっそり教えます。」
メール配信システムを使えばHTMLメールを簡単に作成できる
HTMLメールを作成する方法として、多くの企業が採用しているのが「HTMLメールエディタ」機能を提供しているメール配信システムの利用です。
メール配信システムの利用には、HTMLメールを自作する方法と比較して以下のようなメリットがあります。
- 時間的・人的リソースが少ない
- エディタ機能の利用以外にもメール配信業務を効率化できるツールが利用可能
逆に、メール配信システムの利用で考えられるデメリットとしては、コストがかかることが挙げられますが、得られるメリットの方が多い企業がほとんどです。
メール配信システムのエディタ機能は、直感的に操作できるものが多く、画像をドラッグ・ドロップするだけで作成することができます。
また、メール配信システムの中には、エディタ機能だけでなく、HTMLメールのテンプレートを用意しているものもあります。
ここまでの解説を聞いて、いくらエディタがあってもデザインに自信がない……という方にはとても心強い機能と言えるでしょう。
ただし、メール配信システムの中には、エディタ機能を提供していないものもあるので注意が必要です。
HTMLメールエディタを提供しているメール配信をまとめました。
- Blastmail
- 配配メール(テンプレートなし)
- SendGrid
- Benchmark Email
メール配信システムは、提供している機能やプランに違いがあり、導入の際は自社の目的に合ったものを精査する必要があります。
以下の記事では、各メール配信システムの機能や価格、サポート体制などを比較し表にまとめています。
無料体験期間に関する情報も記載しているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
スマホの普及により、メール集客をする際の主流となった「HTMLメール」は、テキストメールと比較してデザイン性が高く、視覚的な訴求効果が期待できるコンテンツです。
また、HTML形式のメールを集客に使うことで、到達率や開封率、クリック率といった、集客に必要な指標を得ることもできます。
HTMLメールは自作することもできますが、HTMLメールの配信による集客効果よりも、自作するデメリットの方が大きい環境の企業がほとんどです。
各企業は、これらのデメリットを軽減し、かつHTMLメールの作成以外にもメリットが多いメール配信システムを利用しています。
しかし、メール配信システムの中にはエディタ機能を提供していないものもあるので、導入の際は注意しなくてはなりません。
メール配信システムを導入する際は、HTMLメールエディタやそのテンプレートを含め、自社の目的に合ったツールを提供しているか比較検討するようにしましょう。