outlookが送信上限に達する条件!送信上限を気にせず配信する方法も解説します

outlookやGmailのような無料で利用することができるメーラー・ウェブメールはプライベートでもビジネスでも利用されています。

ただし、無料で利用することができる一方で、送信上限が設けられているのもメールソフト・ウェブメーラーの特徴です。

特に同じ内容のメールを複数の方に向けて送る「一斉送信」を利用する場面が多い方は、使用しているメーラーの送信上限について知っていて損はないでしょう。

十人程度に向けて一斉送信をするのであれば気にする必要はありませんが、ビジネスなどで数十〜百以上のアドレスにメールを一斉送信する場合は気をつけなければなりません。

この記事では、outlookをはじめとするメーラーの送信上限について解説をしています。

送信上限を超えると、通常のメール配信業務にも影響を及ぼしてしまうため、大量配信をする業務がある方はぜひご覧ください。

後半では、送信上限を気にせずにメールを配信する方法についてもご紹介しています。

目次

outlookの送信上限

Microsoftのサポートによると、outlookの送信上限は以下の表のように定められているようです。

受信者数5,000/日
1通あたりの最大受信者数500

受信者数とは、宛先に設定するアドレスのことです。

表の内容をまとめると以下のような解釈になります。

  • 1日で最大5,000までのアドレスに送信することが可能
  • 一斉送信は1つのメールあたり500のアドレスまで宛先として設定可能

しかし、Microsoftのサポートに寄せられた質問をみてみると、BCCを使った一斉送信では130件の宛先設定でもエラーが出る場合もあるそうです。

個別に5,000件のメールを送信するケースは多くないと思いますが、メルマガやセールの告知などを送信する業務がある場合は送信上限を意識しなければならないでしょう。

outlook以外のメーラーの送信上限

outlook以外にもユーザーが多いメーラー(ウェブメール)として、GmailやYahoo!メールなどが挙げられます。

これらの送信上限についてもサポートにまとめられている情報を元にご紹介します。

GmailYahoo!メール
受信者数10,000/日(2,000通の送信上限)不明
1通あたりの最大受信者数2,000不明

Gmailの場合は、メールアドレスはメールを送信するごとにカウントされるようです。

つまり、10件のアドレス宛に5通のメールを送信した場合は50件の宛先としてカウントされます。

一斉送信でアドレスを設定できる上限は2,000までですが、1日の送信上限に抵触するため最大までアドレスを設定して一斉送信をすると、24時間はメールの送受信ができなくなります。

Yahoo!メールに関しては、明確な基準の記載がなかったため、知恵袋などの口コミサイトを参考に情報を集めました。

中にはBCCに30件のアドレスを登録したところエラーになった、というユーザーもいるようだったので、一斉送信をする場合はoutlookなどと比較して送信上限に達しやすいのかもしれません。

outlookで送信上限に達するとどうなるのか

Microsoftが提供しているExchangeOnlineを使いoutlookを利用している場合は5,000を超える宛先にメッセージを送ると送信上限となります。

ここからは、上記のような環境でoutlookを使用し送信上限を超えるとどんなことが起こるのかについて解説します。

エラーのメッセージが表示される

送信上限を超えると「[554 5.2.0 STOREDRV.Submission.Exception:SubmissionQuotaExceededException] 」というメッセージが表示されます。

outlookをブラウザで利用することができるoutlook on the webでは「エラー:メッセージを送信できません。メッセージ受信者の1日の上限に達しました。後でやり直してください」

という警告メッセージが表示されるそうです。

もちろん、エラーが表示されたメッセージは送信されません

全てのメールが送信されなくなる

24時間以内に送信した宛先数が制限以下の数になるまで、個別の送信を含む全てのメールが送信できなくなります。

宛先の設定上限が5000、1通に設定できる最大の宛先数が500なので、午前9時から1時間おきに500の宛先を設定したメールを送信した場合、10時間後の午後19時に送信上限になります。

その場合は24時間後の午前9時にまた500通までのメールを送信することができるようになります。

なぜメーラー・ウェブメールは送信上限を設けているのか

ExchangeOnlineを利用したoutlookのメールの送受信のように、無料で利用できるメーラーのほとんどは送信上限が設けられています。

送信上限の主な目的は、スパム送信者による迷惑メールの送信を防止することです。

そもそもoutlookなどの無料で利用できるメーラーは、大量配信をすることを前提にしているわけではありません

そのため、ご紹介してきたようなメーラーから大量配信されたメールは、送信上限とは関係なくメールの到達率が低い傾向があります。

あくまで個人間のメールや、小規模の一斉送信での利用をイメージしたサービスなので、ビジネスなどで大量配信をする場合は別のツールを利用するようにしましょう。

送信上限を気にせずメール配信をするには

送信上限を気にせず、かつ確実に送信先のメールボックスに到達させるには、メール配信システムの利用がオススメです。

メール配信システムとは、outlookなどのメーラーとは違い大量配信を前提としたツールです。

メールの大量配信を行う企業の多くは、このメール配信システムを利用し「メールが届かない、誤送信、迷惑メールと判断される」といったトラブルを解消しています。

メール配信システムについては以下の記事に詳しくまとめてありますが、この記事でもoutlookなどとメール配信システムの違いについて解説をしましょう。

メール配信システムとは?システム導入するなら必須の機能をまとめました

送信上限は自社の規模に合わせて設定

メール配信システムの送信上限は、自社の配信規模に合わせてサブスクリプション形式で契約することができます。

買い切り型のメール配信システムもありますが、初期費用が増えてしまうことや、サポートがないことなどがデメリットとして挙げられ、多くの場合はサブスク型でメール配信システムを利用します。

金額は各メール配信システムによって異なります。

登録可能なアドレス数や送信上限の目安となる表を準備したので、ご確認ください。

登録可能なアドレス数送信上限価格(初期費用)
ブラストメール5000件無制限4000円(5000円)
CuenoteFC2000件無制限5000円(30000円)
Benchmark Email5000件無制限5780円(0円)
オートビズ3000件無制限1980円(11000円)

上記の表は登録可能アドレス数が3000〜5000になるプランを選択して記載しています。

ご紹介しているメール配信システムは、全て送信上限が設けられていないため、任意のタイミングで確実にメール配信をすることができます。

ただし、料金は提供している機能やセキュリティによって差があります。

利用しない機能を提供しているメール配信システムを導入すると、無駄なコストにつながりかねないので、導入の際は必要な機能を吟味するようにしましょう。

以下の記事では、メール配信システムの機能や料金を比較するだけでなく、メール配信システムを導入する際のポイントについても解説しています。

《2022年》定番のメール配信システムオススメ30選!無料から有料まで徹底比較しました

ぜひご覧ください。

到達率が高い

メール配信システムを利用して一斉送信されたメールは、outlookなどと比較して到達率が高くなります

なぜならメール配信システムの多くは、送信元のIPアドレスを複数に分散することでIPレピュテーションを保つように対策をしているからです。

もし送信元のIPレピュテーションのスコアが悪いと、配信したメールが迷惑メールと判断されてしまう可能性が高くなる危険があるので注意が必要です。

outlookなどはIPアドレスを分散しておらず、そのような配信環境からの大量配信は迷惑メール業者によくみられる特徴なので、IPレピュテーションの低下を招きます。

送信上限を気にしなければならない規模のメール配信業務を行っている方は、メール配信システムからのメール配信をオススメします。

まとめ

outlookなどの無料で利用できるメーラー・ウェブメールには送信上限が設けられています。

送信上限に達する条件などは各メーラーによって異なりますが、送信上限に達してしまうとメールの送信ができなくなってしまいます。

ビジネスでoutlookを利用している場合は、メールの送信ができないと業務に影響を与える可能性もあるので注意しましょう。

お客様から問い合わせメールが来ても送信ができない、という状況になってしまうとクレームや売り上げの悪化にもつながりかねません。

また、outlookなどは元々送信上限に達するような大量配信に向いたメーラーではありません

そのため、大量配信時の到達率が低い傾向があり、送信したメールが相手の受信ボックスに届かない可能性もあります。

メールを大量配信する業務がある企業では、上記のようなトラブルを避けるためにメール配信システムを利用しています。

メール配信システムは配信規模に応じたプランを提供しているため、自社の用途に合わせてプランを選択することで送信上限を気にせずメールを配信することができます。

また、IPアドレスの分散をはじめとする、大量配信をしてもレピュテーションスコアが低下しない対策を施しており、メーラーを使った大量配信時に問題になる到達率の低下も防ぐことができます。

outlookなどのメーラーを利用しており、送信上限を気にしなければならない程の大量配信をしている方は、メール配信システムの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

Email Rising編集部です。Email Risingではメール配信システムやメールマーケティングについてのお役立ち情報を発信しています

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